Emi Meyer「Wings:Blackbird Sessions」(リマスター)本日リリース
12.5.25
「Wings」は、エミがナッシュビルで過ごした、静かで特別な時間の中で生まれた作品です。母になる直前に録音されたこのアルバムには、深い呼吸と希望、そしてBlackbird Studioならではのアナログの温度感と生音の空気が刻まれています。
ナッシュビルを代表するミュージシャン—— Keb’ Mo’、Jordan Lehning、Lowell Reynolds、Fred Eltringham、Eli Beaird、
そしてストリングス/ホーンのアンサンブルが加わり、エミのジャズとソウルのルーツに、物語性豊かなサウンドが重なりました。
それから数年後、二人目の子どもを迎え、コロナ禍で先の見えない日々が続く中で、作品を世界に届けたいという思いが静かに芽生えました。
素材とミックスをじっくりと磨いていく作業は、外の世界とのつながりを取り戻しつつ、自分の中心へ静かに戻るための特別な時間になりました。
その過程で、当時の景色や気持ちがひとつずつ浮かび上がり、各曲に込めた物語がより鮮明になっていったといいます。
「i&i(Tears Are Diamonds)」の浄化のような解放感、
「Soul Naturale」の自然体でいたいという願い、
「Wings」の詩的な世界観、
5度のグラミー賞を誇るKeb’ Mo’との共演曲「When I Lose Control」に漂う温かなブルース/アメリカーナ、
そして「A Song for You」では、Leon Russellという偉大なソングライターへの静かなオマージュが息づいています——
どの曲にも、あの頃の“静かな勇気”が息づいています。
ショップや街中で曲を耳にした海外リスナーが、
後から作品を探し続け、SNSでも数々のメッセージを寄せてくれたことも、
今回のリリースを決断する大きな後押しになりました。
Wings (Remaster) は、過去への温かな敬意であり、これからの章へ進むための静かな決意。
「大切に抱えてきた曲だけれど、そろそろ羽ばたかせたい。」
そんな思いから生まれた、とても大切な作品です。